サービスはIDEF0で表現できる
IDEF0は、アイデフゼロと読みます。
画像引用:博士論文「外食産業におけるサービス設計と評価に関する研究」(浅井俊之、2012)
行為【アクティビティ】とは、要求事項である【インプット】に基づき、要求内の条件である【コントロール】を考慮しながら、持っているリソース【メカニズム】を使って、成果物である【アウトプット】を出します。
ファミレスで例えると、
席に案内する【アクティビティ】には、顧客の来店【インプット】があり、人数、禁煙・喫煙席の希望、子連れか否かなどの条件【コントロール】と、空席の状況などの【メカニズム】を踏まえて、席に案内するか、待ってもらうかの【アウトプット】が生まれます。
サービスプロセスをこの要領で詳細に分析すると、アクティビティの入れ替えや廃止や増設の検討が可能になります。
なによりいいのは、これがフレームワークとなるので、経験があるとかないとか、年齢が上とかしたとかによる価値観に邪魔されず、ロジカルに考えることができるようになります。
サービスオペレーションをする人にこそ、IDEF0モデリング手法を知ってもらいたい。